今回は、何処のお宅にでもある、身近な電磁波について少しお話したいと思います。
「電磁波?」そんなのうちには発生してないですよ!と思うかもしれませんが、すこしお付き合い下さい。
簡単に電磁波を分けると「電場 デンバ」と「磁場 ジバ」
に分けることができます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
●電場が発生している場所の例:コンセントにささっている家電品 パソコン 電気カーペット 電気毛布等 床 壁 天井等の屋内配線 (電源がOFFでも発生)
●磁場が発生している場所の例:電子レンジ IHヒーター等 (電源ONで発生)
そして
■電場の特徴と対策:電圧がかかっているだけで発生。電源がはいっていなくてもコンセントにささっているだけで発生します、伝搬す特徴があり、家電品にさわっているだけで体の表面を静電気の様に伝搬します。アースをする事で対策できます。
■磁場の特徴;電源を入れないと発生しません。パワーがあり、厚いコンクリートの壁も貫きます。距離をとる事で対策できます。製品の規制化も進み、一昔前の機器より発生する磁気も抑えられています。
電磁波を浴び続けるとガンになるとか白血病になるなどと色々な噂が流れていますが確実な情報ではありません。しかし、一部の人のアレルギーの原因の一つになっているとの研究、発表がされています。
どういう事かというと、先に述べた「電場」の特徴の「伝搬」は静電気によくにた特徴を持ち、自分の身体にチリや埃、ハウスダストを寄せ付けます。皆さんも子供のころ下敷き遊びで髪を逆なでたり、紙屑をくっつけて遊んだことがあると思います。まさにあの状況が身体におきている事になります。集まったチリや埃は口や鼻から呼吸器にはいり、アレルギーを起こすトリガーとなっているという事です。
別に怖がらせている訳ではありませんが、このような事実も研究で解ってきつつあるのです。
対策はアースを取る事。使わない家電はコンセントを抜いておく事。枕元でスマホを充電しながら寝ない事。できればノートPCを使い、バッテリー駆動する事。等々
自然素材の建材と併せて利用すると相性バツグンです。(自然素材は伝搬しにくい素材です)
アレルギーのある方も無いかたも、内装リフォームの時のヒントにしてみてはいかがでしょうか?