Vol.0321 素朴な温もりと洗練が同居 家族の時間が育てる無垢の生活空間
リフォーム後
リフォーム前
リフォームのポイント
明るく、開放的になったキッチン、リビング空間
- 奥様一番のお気に入りだというキッチンスペースからの眺め。作業台と食卓が並んでいるので、料理を仕上げたらサッと食卓へ
- 身長180cmを超える息子たちも使いやすいよう、キッチンの作業台は高めの90cm。帰省するたび全員がキッチンに立つという。
- 食卓の照明は、シェードの隙間からムーディーな光を放つダウンライト。手入れしやすい可動式。
- フラワーモチーフのタイルがアクセント。タイルを生かすため出窓には極力ものを置かない。
- 無垢のフローリングは28㎜と以上の役1.5倍の厚さ。冷たくならないので、冬でも裸足で歩けるほど暖かい
リフォームプラン
仕切られていたリビングとキッチンをつなげてLDKにリフォーム。アイランドキッチンを採用することで行き止まりを失くし、 回遊性のある間取りに。トイレ、洗面脱衣室への動静も確保した。
施工情報
内容(施工箇所)
LDK、洗面脱衣室、洗濯室
費用
870万円
期間
2か月
施工面積/距離
46.7㎡(14.2坪)
築年数
27年
家族構成
6人(夫婦+子供4人)
担当者より
家族のこれからを考えた提案
料理上手の奥様がこだわったのは、やはりキッチン。奥行きのあるLDKに合わせ、動線をスムーズにするために担当プランナーはアイランドキッチンを提案。 床や天井、壁全面に使用するつもりつもりだった無垢材も、プランナーの助言で天井と床に限定し、壁は白のクロスに。
私たちは”今”を考えるのが精一杯でしたが、家族のこれからとか、私の性格とか…。長い目、広い視野でアドバイスをくれました。とことん付き合ってくれたので、 納得してから前に進めたのも良かった」と奥様。リフォーム後5年が経つ今でも、経験豊富なプランナーには住まいの相談をしているそう。
無垢材は室内の湿度を調整する働きがあるほか、天然目本来の風合いを持ち、時間の経過によって色も変化する。そのためN様邸でも、 床や天井が深いブラウンに変わりつつある。4人の子どもたちが巣立った今「人生も、家も、これからの変化が楽しみ」と奥様。 家族とともに育つ無垢ならではの醍醐味がここにある。